川崎回遊記(お店レポほか)

2018年末、某大手証券会社を退職。現在は、川崎駅徒歩圏内クーポンアプリ【掘り出せ!黒ダイヤ!】をリリース、運営しています!ここでは、「お店の体験レポート」や「活動の記録」、「仕事と絡めた時事への雑感」などを投稿しています。(いちおう毎日更新、仕事をサボらないように…笑)

アプリの生い立ち【その⑦】「喜んでやってやるぜ!」

【その⑥】では、冷蔵庫アプリの開発を他社に委託しようとして、かなり雑な対応をとられてイライラ…。かつ、企画を持ち込んだほぼ全ての会社で冷蔵庫アプリは「売れない(成功しない)」との評価をもらったところまで書きました。

>【その】から読んでいただける場合はこちら

>【その】はこちら 

 

以下、前回の続き)

私の企画した冷蔵庫アプリは売れない…。

 

あれだけ多くの会社に否定されれば、さすがにこの企画が「大勢に受け入れられるものではない」ということは理解します。

 

冷蔵庫アプリのポイントを、今一度、整理して考えてみます。

 

もはや冷蔵庫アプリではない。キャラクター育成ゲームである

・キャラクターに自分と同じ食事をさせ、ざっくり食費やカロリーを記録

・続けていると、ポイントが付与され、スタンプやクーポンと交換できる

 

うーん、…ネックはやはり、全体的に目的が“ぼんやり”していることでしょうか。

 

キャラクター育成ゲームとしては単純すぎて張り合いがないし、食費管理アプリとしては記録されるデータの正確性に欠ける…。

 

あと、開発会社から一番突っ込まれたのは“マネタイズ”です。(←言われすぎて、この言葉も嫌いになりました()マネタイズだかマヨネーズだか知らんけどな!(# ゚Д゚)キー!)

 

「そもそも、このアプリからどうやってお金を得るんですか?」と、質問される。

 

ときには質問ではなく“詰問 = お説教”のようなこともありました。

 

…なぜ、怒られているのか分かりませんが、とりあえず答えます。

 

私「主婦がターゲットのアプリなので、近隣のスーパーに広告を掲載してもらったり、クーポンを出してもらったりしようと思っています。」

 

開発会社担当者「へー、ご自身で営業回られるんですか。凄いですね(…できるわけねーだろw)」

 

…思い出して書いていると、またイライラしてきました()

 

 

当時のアプリ界の常識では、マネタイズの手段はざっくり二つありました。

 

・課金アイテムを販売する

・アプリ内に広告(バナーや動画)を貼る

 

課金アイテムで稼ごうとするなら、よほど面白いゲームをつくる必要があります。ただ、ゲーム会社が巨額の資金を投じ、大人数を動員して“超大作”を開発したところで、当たるかどうかは分かりません。

 

アプリ内に広告を貼る場合は、仲介業者であるGoogleさんやサイバーエージェントさん次第で、もらえる広告料が変わります。つまり、他社に収益の命運を握られるわけです。(詳細な説明は割愛しますが、YouTuberと同じだとお考えください)

 

だとしたら、自らが営業することで、広告主様から直接、広告料を貰える仕組みを確立したほうが「生き残れる可能性は高いのでは?」と考えたんですよね。

 

当時、開発会社さんには理解してもらえませんでした。

 

そして今、実践してみて、その難しさを実感しているところです…〇||_ ガク

 

話を戻しますが、とにかくこの「“中途半端”な冷蔵庫アプリで成功するのは難しい」ということは理解しました。

 

「ここまできて(?)やめられるか!」

 

目的を絞って企画を練り直します。

 

会社の後輩が言っていました。

 

「証券営業には、①やる or ②喜んでやる、の二択しかないんですよ!」(事実ではありません。念のため。ただ、下手するとサラリーマン時代におぼえた一番好きな言葉ですw)

 

喜んでやってやるぜ!はい、もう継続ね!(この時点で、ちょっと意地になっています;笑)

 

「冷蔵庫もキャラクターも全部捨てる!…これからの時代はポイントだ。」

 

ということで、【その⑧】では、冷蔵庫アプリとクーポンアプリの中間企画として生まれた「クーポン★マスター」について書こうと思います。 

>【その⑧】はこちら 

 

まだまだ出てこない(笑)川崎駅徒歩圏内クーポンアプリ【掘り出せ!黒ダイヤ!】を、よろしくお願いいたします!

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