アプリの生い立ち【その⑨】「ドリアンが出たぞ」
もうだいぶ放置していたアプリの生い立ちシリーズの続きです。
【その⑧】では、冷蔵庫アプリの次に考えた「“ポイント”と“クーポン”」に目的を絞ったアプリの話…を書こうと思っていたのですが、気づいたらモバゲーの「大連携!オーディンバトル」の話に終始していました。
(…以下、前回の続き)
なぜ「大連携!オーディンバトル」の話をしたか。
次に考えたアプリが、「ユーザー同士で連携して、ポイントを効率よく獲得し、貯めたポイントをクーポンと交換する」という、オーディンバトルとほぼ同じようなもの(パクリ)だったからです。
題して、【川崎駅の樹】!
なるほど、タイトルからして既に売れそうな気配がありません。
ご紹介しましょう。
まずはアプリのトップ画面から。(古い企画書を引っ張り出してきました)
うわー、つまらなそーーー…。
書く気がなくなりますが、ギリギリ頑張ります。
【このゲームの概要】
① 樹には毎日「実」がなります
②「実」が熟して落ちれば、ユーザー全員にポイントが付与されます
③「実」は放っておいても熟しますが、栄養を与えると早く熟します
④ ユーザーは【水】【光】【土】などの属性に分かれ、樹に栄養を与えます
⑤ 栄養は交互に与えると効率的(連続で【水】ばかりあげてもダメ)
⑥ 樹には色んな「実」がなります。リンゴ、みかん…、得られるポイントも異なります
⑦ たまにとんでもない「実」がなります(ドリアンの想定でした。王様です)
⑧ ユーザーはSNSを活用して、他のユーザーに協力要請し、連携しながら、「実」を早く落とすことを目指します
⑨ 「実」を落として得たポイントは、好きなクーポンと交換できます
(当時の企画書)
細かく書き込んでいるところに、当時の情熱を感じます。(画がごちゃごちゃ…)
しかし、ですね?
「ドリアンが出たぞーーー!【水】はあげたから、誰か【光】か【土】をあげてくださーい!」
とか、皆さんにツイートしていただけるんでしょうか?(それが普通になれば、意外とやってもらえるのかもしれませんが…)
…
ぶっちゃけ、なぜ没案になったのか明確には憶えていないんですが、おそらく「地味な割に、仕組みがややこしい」と気づいたんだと思います。
で、次の案に移行するわけですが、次もまだ【掘り出せ!黒ダイヤ!】ではありません。
個人的には、未だに良案だったと思っているやつなんですが、その話はまた次回【その⑩】で。よろしくお願いいたしますm(_ _)m
…
だんだん自分のセンスが不安になってきました…。そんな今更な私が運営する、川崎駅徒歩圏内クーポンアプリ【掘り出せ!黒ダイヤ!】を、よろしくお願いいたします!
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