「危機感」の話
最近、日本型雇用(終身雇用、年功序列)はもう続かない!という記事をよく見ます。
「ひとつの会社で一生を終えることは、もはや不可能」なのだそうです。
原因は、ビジネス競争がいっそう激化していて、「勝ち組」でいられる期間が短くなっているから。
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これって、なんのメッセージなんですかね?
・あなたが働いている会社は潰れるかもしれない
・潰れまではしなくても、業績が悪化して、人員整理の対象になるかもしれない
=だから、一人でも稼げる術を身につけなさい!(「じゃあ具体的にどうするか?」は自分で考えてください」)
ということでしょうか。(たぶん、「転職を繰り返せ」という意味ではないと思います)
ちなみに、私が就職活動をしていた時期(15年以上前)から、「これからは会社に頼らず、個人の力を磨いていくことが大事だ」と、しきりに叫ばれていました。
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まあ、いつから言われていても別にいいんですが、私は、この情報の発信源って「国」なのかな?という気がしています。
「そろそろ全員の面倒は見切れないから、自分たちで何とかして」というメッセージ。
当然、全員が一人でやっていける!全員が勝てる!なんて思ってはいないでしょうけど、危機感を持たせれば、今以上に生産性が上がる可能性はありますからね。
(まあ、それでも危機感って、危機が実現しないと、なかなか持てないんですけど;)
いずれにせよ「全員は救わない社会」がやってくるのであれば、格差はますます広がるんでしょうし、早く真剣になったほうがいいのは間違いなさそうです。
自分は追い込まれないとなかなか真剣にはなれないタイプなので、早く会社を辞めたのは正解だったかな…。というか、正解にしなければ(^^;
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なんとなく書いていたら、けっこうダークな内容になってしまいました(笑)
皆様、よい週末を♪