「AIスコア」というネット広告が気になったので、踏んでみた話
「個人の信用をスコア化する」
ちょっと気になるキーワードじゃありませんか?
自分のスコアがどの程度か気になる一方、ちょっと恐い気もします…。
今日は、「AIスコア」というネット広告が気になったので、踏んでみたというお話です。
広告なので、直にリンクを貼るのは控えさせていただきますが、飛び先の広告記事の内容を「概要」と「アピールポイント」に分けて要約してみますね。
〜広告の概要〜
・個人の信用力を数値化した「信用スコア」というものがある
・中国をはじめ、世界で急速に普及している
・日本にもある。J.Score社が提供する「AIスコア」だ
・J.Score社は、みずほ銀行とソフトバンクが共同出資で設立した会社
・「AIスコア」はスマホで、無料で簡単に算出できる
・アカウントの作成は必要
・名前はニックネームでOK
・答えたくない質問はスキップ可能(情報を入力するほどスコア精度は上がる)
・個人信用機関に記録が残ることも、他機関から参照されることもない
・スコア算出には、とりあえず18問(全体の5%)の質問に答える必要がある
・質問内容は「仕事」や「住居」に関するもの。選択式 or 数字入力
・対象は20歳以上
・さあ、やってみようぜ!
〜広告によるアピールポイント〜
・算出されたAIスコアに応じて、ランクが設定される
・さらにランクに応じて、協賛企業からの特典が得られる
・特典は2019/7/1現在で30種程度、宿泊券やデパートの優待など
・アプリ限定機能で「ハビットチェンジ」というものがあって、「運動」「学習」「睡眠」「お金」の4項目を毎日(?)入力し続ければ、生活習慣が改善され、スコアが上がる可能性がある
…
広告の内容だけを見ると、WEBサービス&スマホアプリの宣伝のようですね。
利用目的は、「スコアランクに応じた特典を得ること」、および「“生活習慣の改善”でスコアをあげること」のように見えます。
ですが、“遊び”のために、けっこうコアな個人情報をたくさん提供するのも気持ちが悪い…。ということで、もう少し調べて見ようと思い、J.Scoreのホームページを見てみました。
なるほど、確かにみずほ銀行とソフトバンクが作った会社のようですね。出資比率は50%ずつ。資本金150億円の大企業です。
提供サービスの内容は?
ホームページの一番下に分かりやすい答えがありました。
なるほど、個人ローンをやっている会社なんですね!
お金を貸すからには当然、「その人がお金を貸しても大丈夫な人なのか?」を調べるために、「仕事」や「住居」の情報を収集する必要がありますね。
アプリを使ってもらうことで、運動や睡眠などの「生活習慣」や「お金(日々の出費?)」の情報も収集できれば、より高い精度でローンビジネスを運営することができるでしょう。
納得です。
スコア算出にはアカウント作成が必要と書いてありましたが、「メールアドレス」があれば、とりあえずアカウントは作成できそうです。(もちろん、お金を借りるときには追加で個人情報を提供することになるのでしょうけど)
ちょっとだけやってみようかな…。
メールアドレスを入力し、パスワードを設定して「登録ボタン」を押すと、入力したメールアドレスに認証コード送られてきます。
認証コードをパスすると規約画面に遷移。
うん、登録はメールアドレスのみで行けますね。
規約への同意を済ませると、今度は「ニックネーム」を入力。
次に生まれた年(西暦)と月を入力、と。
この2つの基礎質問に答えてから、18の質問が始まる訳ですね。うむ。
…
今のところ個人ローンのニーズはないので、これ以上はいいかな😅
スコアはちょっと気になりますけど、サラリーマン時代ほど高い訳もないし(笑)
ということで、ここで中断しましたm(_ _)m
…
個人が特定される訳ではないので(広告メールはくると思いますが)、「自分の社会的信用を数値で知りたい!」という方は、上のホームページから試してみてはいかがでしょうか。生活習慣がよければスコアが上がることもあるみたいですし、ローン以外で利用してみても面白いのかもしれません😁
以上、「ネット広告踏んでみた」レポートでした!
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