川崎回遊記(お店レポほか)

2018年末、某大手証券会社を退職。現在は、川崎駅徒歩圏内クーポンアプリ【掘り出せ!黒ダイヤ!】をリリース、運営しています!ここでは、「お店の体験レポート」や「活動の記録」、「仕事と絡めた時事への雑感」などを投稿しています。(いちおう毎日更新、仕事をサボらないように…笑)

トランプ大統領の魂胆は見えやすい

本日は以下のニュースが気になりました。

 

www.msn.com

 

今はアプリ屋さんをやっていますが、前職(証券会社)の関係もあって、株価に影響しそうなニュースが気になるんですよね。

 

退職はしましたが、なんだかんだ言っても「経済は面白い!」と今でも思います。

 

学者でも専門職でもないので、小難しいことは書けませんが😅

 

自己満足的ですが、今日はこの「トランプ大統領の利下げ要求」についての一般論と、それに対して思ったことを書こうと思います。

 

金利については、こっちのほうが詳細です) 

redfish.hatenablog.com

 

...

そもそも、「利下げ」とは何か?

 

世の中に出回るお金の総量を増やすために、自国の金利水準を下げることです。

 

ひと言で“金利”といっても、「お金を預けて、受け取る」「お金を借りて、支払う」の2パターンがありますが、分けて考える必要はありません。

 

金利を下げれば、預ける側は「預けても全然増えないし、手元に置いておいても変わらないや(使っちゃえ!)」となりますし、借りる側は「じゃんじゃん借りちゃえ!」となるので、銀行から外に出るお金が増えるんです。

 

で、手元にあるお金が増えれば、人間は使っちゃう。物がよく売れるようになります!(好景気!😁)

 

人がどんどん物を買えば、物価が上がります!物の供給量が増えなければ、自然と「もっとお金を出してでも買うよ!金ならあるんだ!」ってなりますもんね。

 

究極的には「お金はあるのに、買いたくても買えない」という状況になる。例えば、パン1つ買うのに10万円とか。(悪性インフレというやつです。ちょっと想像もつきませんけどね😅)

 

私たちは経験ありませんが、これがメチャメチャ苦しいらしいんですよ。

 

...

脱線しました。

 

とにかく「利下げ」とは、人々の購買意欲を刺激し、景気を良くするためにを行うけど、やり過ぎるとマズイ…というものです。

 

FRBというのは、アメリカの金利水準を決める機関なのですが、この機関の目的は金利のバランスを取ることで、景気の良い状態を維持すること

 

最近、FRBは継続して「利下げ」を打ち出していますが、これは米中貿易問題やイギリスのEU離脱問題など、世界の不確実性が増していることに対する予防的措置なんだそうです。(経済指標は悪いものばかりではない…むしろ良いけど、爆弾が爆発してからでは遅いもんね!というスタンス)

 

でも、バランスが大事なので、「しばらくは、もう下げない…かも」と示唆しました。

 

トランプ大統領、このFRBの「もう下げないかも」に喰いついた!

 

「全然足りない!もっとやれよ!」と強烈に煽っています。

 

なぜ煽るのか?

 

来年行われる、「米大統領選挙に勝つため」と言われています。

 

世の中に出回るお金の量が増えれば、株価も上がりやすい。そして株価が上がれば、「自分の政策は成功している!」とアピールしやすいですもんね。(アベノミクス!)

 

まあ、もちろん景気は良くなったほうがいいですし、株価も上がったほうがいいんでしょうけど、トランプ大統領の利下げ要求って、なんか「自分のことしか考えていない」風に見えますよね...。

 

添付した記事によれば、トランプ大統領アメリカの金利水準を「日本より下げろ!」と言っているそうです。(ちなみに、日本は金利を、もう下げる余地のないところまで下げています)

 

それって行き過ぎていて、なんかもう「魂胆丸見え」じゃないですか?😅

 

「後のことなんて、どうでもいい!目先だ!選挙しかねぇ!」って言っているように見えてしまいますが...。

 

まあ、私の見方がねじ曲がっているのかもしれません(笑)

 

トランプ大統領は、世の中で最も成功している人物の1人ですし。

 

世の中、ストレートな表現のほうがいいのかな...。