川崎回遊記(お店レポほか)

2018年末、某大手証券会社を退職。現在は、川崎駅徒歩圏内クーポンアプリ【掘り出せ!黒ダイヤ!】をリリース、運営しています!ここでは、「お店の体験レポート」や「活動の記録」、「仕事と絡めた時事への雑感」などを投稿しています。(いちおう毎日更新、仕事をサボらないように…笑)

歌舞伎版「風の谷のナウシカ」に興味が湧きました

anime.eiga.com

 

ビビりました。

 

歌舞伎で「風の谷のナウシカ」やるんですね。

 

尾上菊之助さんが、5年かけて作成した作品なんだそうです。

 

...

このニュースに対する私の第一印象は、「いやいやいや!世界観、崩壊しちゃいません?」でした。(私は歌舞伎を一度も見たことがありませんが、おそらく私の抱いた印象は一般的なものなのではないでしょうか)

 

歌舞伎の描く世界って、「男性的な力強さ」とか「派手なアピール」なのかと思っていました。

 

普通であることを拒み、ワザと奇抜に振舞うことで、自分を特別なものに魅せんとする男の生き様、矜持を描いた世界なのかと。

 

...これって、ナウシカの描く世界とは真逆じゃありません?

 

以前、歌舞伎版「ワンピース」が話題になりましたが、こっちはよく分かるんですよ。

 

主人公ルフィの魅力は、計算じゃなく、ただ自分の心が正しいと思ったことを純粋に貫き通してしまう「“普通”じゃねぇ💧...だが、そこに痺れる!憧れるぅ!」的な強さです。

 

仲間と共に、舞台狭しと大暴れ! 

 

うん、歌舞伎のイメージとマッチします。

 

一方、ナウシカのイメージは「武力ではなく、意思の力で戦う女性的な強さ」とか「(自己アピールではなく)自己犠牲」です。

 

ちょっと成立しないんじゃ...。

 

...

尾上さんからすれば、「だからこそ」なんでしょうね。

 

「伝統」という言葉に守られた、枠にはまった世界を内側から壊したい!広げたい!という強い意思を感じます。

 

普通じゃないことをするんだから、もちろん賛否両論あるでしょうし、それも覚悟の上なのだと思います。

 

「普通じゃないことに挑戦する」...なるほど、これが歌舞伎の精神なのかもしれませんね。

 

真逆のイメージの世界で、「歌舞伎が大切にするもの」が、どう表現されるのか?とても関心が湧きました!😁

 

ぜひとも成功させてほしいです!頑張ってほしい。

 

見に行ってみようかな。(一番安い席は3,000円のようです)

www.kabuki-bito.jp

 

ちょっと嫁さんに声をかけてみようと思います😁

 

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