経営者の人格
書くことがないのです...。
ゴーンさんを、ちょっと変わった角度から叩いている記事(のように感じました😅)に食いつきました。
上の記事に書いてあるのは、「ゴーンさんって、逮捕されても誰も庇ってくれないぐらい嫌われているけど、経営者としては優秀だよね。経営者って人望なくてもいいの?」といった内容です。
ちょっと面白いアンケート・データが載っていました。
(以下、アンケート部分の抜粋)
A社長:高潔な人柄で人望があるが、経営手腕が悪く会社の業績は低迷。業務は非効率で、残業が多く、給料は低い。
B社長:私利私欲むき出しで人望はないが、経営手腕がよく業績は好調。業務は効率的で、残業は少なく、給料は高い。
上の二択に対して、4~50代の人は14/24でA社長を支持したのに対し、30歳未満の若手層は16/17でB社長を支持したそうです。
A社長派は、長時間労働で給料が低かったとしても、「私利私欲むき出しの社長なんて嫌だ」ってことですよね?
解釈の仕方にもよりますが、「経営手腕が良くて、業務が効率的」なら仕事に対しての不満はないハズ。例え好条件であったとしても、不快な人とは仕事したくないってことですか...。
…
このアンケートって、「何のために働いているのか?」っていう質問と似ていますよね。お金のためなら、社長の人格なんて二の次です。
一方、A社長派は、社長の人格を自身の働く環境と紐づけて考えているんでしょうね。「気持ちよく働けるなら、お金は欲張らないし、拘束時間が長くてもいい」ってことなのでしょう。
働ける時間(定年までの時間)が少なくなってくると、「気持ちよく働ける環境」への拘りが強くなってくるのだな、と理解しました。
まあ、それでも記事の主題である「経営者に人望は必要か?」という問いに、A・B社長のアンケートで答えるなら、「必要ない」でいいのではないでしょうか?
「手腕」がなければ、お話しにならないですもんね。そして「手腕」がある前提なら、当然「人格」もあったほうがいいに決まっています。(当たり前の結論ありきだったので、ただのディスり記事のように感じたのでした笑)
人格の良さと業績の関係って、正比例なんですかね?感覚的には反比例な気がしますが…😅
本日は以上です。