2010年のヒット商品ランキングを掘り起こしてみた
書くことが思い付かず、10(9?)年前のヒット商品ランキングを見ていたんですが…。
3位に「スマートフォン」が入っていました。本格的に火がついて、一般的なアイテムとして広がったのは、ほんの10年前のことだったんですね。
もう一つ気になったのが、15位の「怪盗ロワイヤル」。←モバゲーです。これも、めちゃくちゃ流行りましたよね!
懐かしくなったので、どんなゲームだったか思い出してみようと思ったのですが、全然思い出せなかったので、Wikiでカンニングしました(笑)骨子は以下な感じです。
- プレーヤーは「怪盗団」のボスで、手下を抱えている。手下の人数はゲームを進めるほど増えていく。
- 手下は「攻撃要員」「防御要員」「ミッション要員」に振り分けられる。均等に割ってもいいし、攻撃などに特化してもいい。
- 「ミッション要員」を使って、ミッション(ボタンを押すだけ)をクリアすると、「お金」や「お宝」が手に入る。
- 「お宝」は、「コイン」や「ワイン」といったシリーズで区分されており、それぞれのシリーズが5種類(違うこともある)存在し、全種類コンプリートすると「お金」や「アイテム」が手に入る。
- プレーヤーは「お宝」をコンプリートしたいが、ミッションで手に入るお宝はランダムなため、なかなか目的を達成できない。そこで、「攻撃要員」を使って、別のプレーヤーから目的の「お宝」を奪うために、バトルを仕掛けることができる。
- バトルは、攻撃側がいつでも仕掛けることができ、自分の攻撃力が相手の防御力を上回れば「お宝」を奪うことができる。
- 攻撃力も防御力も、「つぎ込んだ要員数」と「武装アイテムの質」で決まる。いい「武装アイテム」ほど高く、【課金】すれば、スペシャルな武器を購入することも可能。
- 相手の「防御要員」数は見えるが、「武装アイテムの質」は見えない。その他にもトラップ等の要因があるため、バトルの勝敗は、実際に仕掛けてみなければ分からない。
- コンプリートしたシリーズの「お宝」はプロテクトされ、他のプレーヤーから奪われることはなくなる。ゆえに「あと1つ…」みたいな状態から、奪われると泣きたくなる。
…
長い😅これでも、相当割愛しています。
まあ、一言でいうと「複雑」なんですよね。多分、このゲーム性をプレーヤーに理解させるのは超大変ですし、そういうゲームって普通は流行らないと思うんですが…。
モバゲーが上手かったのは、「友人をゲームに招待すると、強力なアイテムがもらえる」という仕組みを作ったことですよね!
アイテムが欲しいから、こんな複雑な仕組みのゲーム性も「招待する側」のAさんが「招待される側」のBさんに、丁寧に説明してくれるんです。
初心者Bさんは、ベテランAさんのサポートを得て、バトル等のあらゆる面で、ゲームを有利に進めることができるため、どんどんゲームにのめり込みます。
サポート側のAさんも、Bさんから賞賛・感謝されて気持ちがいいので、更にのめり込むという…。
この頃のモバゲーって、ほんと無敵でしたよね!個別ゲーム以外のポータルも含めて、全てがユーザーの本能をくすぐるような仕組みに満ち、巨額の利益を生み出していました。
モバゲーは今、アプリゲームにとって代わられて苦戦しています。そして、そのアプリゲームも最近はヒット作が出てこなくなってきているという…。
たった10年で、随分変わるものですね😅
長くなったので、本日はこれで止めておきますm(_ _)m