川崎回遊記(お店レポほか)

2018年末、某大手証券会社を退職。現在は、川崎駅徒歩圏内クーポンアプリ【掘り出せ!黒ダイヤ!】をリリース、運営しています!ここでは、「お店の体験レポート」や「活動の記録」、「仕事と絡めた時事への雑感」などを投稿しています。(いちおう毎日更新、仕事をサボらないように…笑)

「マスクの転売で利益を得る行為」の禁止について思うこと

news.yahoo.co.jp

 

「マスクの転売で利益を得る行為」が、いよいよ禁止になるそうです。規制内容は以下。

 

(1) 規制の対象者

 不特定の相手方に対し売り渡す者から衛生マスクを購入した者

 

(2) 規制される行為

 不特定または多数の者に対し、(1)の衛生マスクの売買契約締結を申し込み、あるいは誘引したうえで、購入価格を超える価格で譲渡すること

 

政令文って、なんでこんなに分かりづらく書くんでしょうね😅分かりづらく書いたところで、ザルの穴が小さくなっているようにも思えませんけど…。

 

それはさておき、この政令、当初は「転売そのものを禁止」する方針だったものを、供給源を増やすために「転売で利益を得ることを禁止」に変更したみたいですね。

 

確かに!転売業者が抱え込むよりは、市場に出てきた方がいい!

 

私は、「高額転売が不快 → 取り締まって欲しい…」という感覚だったので、「供給源を増やす」という発想は“目から鱗”でした😅

 

ただ、そんな目から鱗が落ちた状態で改めて考えてみると、「転売で利益を得ることを禁止」も、ちょっと中途半端な気がするんですが…。

 

添付した記事に詳しく書いてあるんですけど、これだと「転売者の購入価格って、どうやって調べるの?」とか「送料は?」とか、色々とややこしそうなんですよね。

 

供給源を増やすことが目的なのであれば、いっそ「市場小売価格(メーカー希望価格)の1.1倍以上での転売を禁じる」とかにした方が良さそうな気がします。

 

いや、もちろん転売業者が利益を得ることに、心情的にはイラッとするんですけどね😅

 

でも、「1円の利益も認めない」だと仕入値が定まりませんし、あまり効果がないと思うんですよ。いかに転売業者が在庫を手放したいと思っていても、「利益ゼロ」で不正なく、積極的に動く人たちなんでしょうか?

 

むしろ、「転売でも、多少の利益を得られる」という逃げ道をつくった方が、抱え込んだマスクが市場に出てくると思うんですよね。たとえ、仕入値が市場小売価格以上だったとしても、在庫を堂々と処分できるチャンスとなれば、転売業者もシブシブ動くかもしれません。

 

欲を言えば、「政府の一括買い上げ → 定価で供給(か、ちょっと割引)」だったら、嫌な思いをする人が少なくていいかもしれませんね😁

 

以上、「好き勝手言ってみた」でしたm(_ _)m