川崎回遊記(お店レポほか)

2018年末、某大手証券会社を退職。現在は、川崎駅徒歩圏内クーポンアプリ【掘り出せ!黒ダイヤ!】をリリース、運営しています!ここでは、「お店の体験レポート」や「活動の記録」、「仕事と絡めた時事への雑感」などを投稿しています。(いちおう毎日更新、仕事をサボらないように…笑)

コロナ自粛について思うこと

hochi.news

 

コロナの影響で自粛ムードが続く中、ホリエモンこと堀江貴文さんが、自身が主催するイベント「ホリエモン祭 in 名古屋」を予定通り開催することについて、批判が集まっているようですね。

 

イベント開催を「不謹慎だ」と反対する人たち(以下、反対派)について、一方の堀江さんは「不要な圧力」と断じています。

 

どういうことなのか?ちょっと気になりました。

 

堀江さんがイベントを開催する理由に挙げているのは以下の2点。

  • イベント規模が300人程度と、小規模だからOK(フランスやシンガポールの中止基準は1,000人)
  • イベント開催日の3/22は、自粛要請の後だから(今のところ?)OK

 

まあ、何れにせよ反対派が懸念しているのは、イベント参加者のなかにコロナ感染者がいて、イベントを通じて感染が拡大することですので、堀江さんの主張は、この懸念を払拭する理由にはならないですね。

 

これでは反対派が納得して、矛先を収めることはないでしょう。

 

では、堀江さんが反対派を「不要な圧力」と断じる根拠は何なのでしょう?

 

恐らく堀江さんは、感染拡大が起こる可能性は低いと考えていて、そんな低い可能性のために経済活動(自分以外のイベントも含めて)を止めたら、その方が将来的に全員にとってマイナスになる…と考えているのではないでしょうか。

 

あるいはコロナが感染拡大したとしても、インフルエンザや交通事故と比べ、特別な脅威にならないと考えているのかもしれません。(あくまで私の推測です。堀江さん本人の考えを確認したわけではありません)

 

以下のサイトの最善最悪シナリオの予測に基づいて、極端な例で考えてみようと思います。

www.businessinsider.jp

 

① コロナの感染力や殺傷力が想像以上に強く、イベントなどの経済活動を優先した結果、日本で57万人以上が亡くなるが、GDP損失は15兆円(国民1人あたり約12万円)以下で済む

 

② コロナを警戒して、必要以上に経済活動を止めた結果、GDP損失が58兆円(国民1人あたり約48万円)以上に膨らむが、日本で亡くなる人数は13万人以下で済む

 

正しい仮定ではないと思いますが、こうやって具体的に「人命」と「お金」を天秤にかけてみると、やはり「人命」を優先したいところですよね。例え全体が苦しい目にあうとしても…。

 

ただ、イベント主催者が“中止”の際に被る経済損失を考えると…。もし自分が同じ立場だったら胸が痛いです。

 

やはり、「1人だけ泣けばいい社会」というのも違うのでは?と思ってしまうんですよね。(自分さえよければいい、という人間になりたくない…綺麗事ですが😅)

 

もし、税金でイベント主催者の損失を補填する(痛みが自分のものに置き換わる)ことになったとして、反対派にも「賛成する覚悟」があるといいな…と思いました。

 

本日は以上です!