「炎上商法」について考えさせられた話
これってどうなんだろう、と考えさせられちゃいました。
野球のお話ですね。
少年野球で、バッターの少年が「しゃがんだまま」打席に入ったというもの。
見た瞬間、「あっ!」って思って、野球のストライクゾーンの定義を調べに行っちゃいましたよね。
(ストライクゾーンの定義)
縦ゾーンに関して言えば、ざっくり“構えた時”の膝から鳩尾まで、だそうです。
つまり、ルールに従えば「しゃがみ構え」をとった時のストライクゾーンは“0”になります。
必ずフォアボールで進塁できる、という戦略ですね。
…
で、結果はというと、球審はド真ん中(普通に構えた時の、と思われる)の球をストライクと判定したそうです。
そりゃあそう、ですよね(笑)
この構えはおそらく違反とは定義されていないものの、OKにしたら試合が成立しません。
いかに子供とは言え、「皆が真似したら試合じゃなくなる」ことはもちろん承知の上でやったはずです。
つまりは、ピッチャーに対する“揺さぶり”なのでしょう。
ピッチャーは、どうしたって「ルール上のストライクゾーン」をクセで意識してしまうでしょうから、投球を乱す可能性がある。
で、それを狙った、と。
…
考えちゃいました(笑)
やるなら、ストライクゾーンを完全に消してしまうのではなく、許容範囲ギリギリまで縮めるべきだった?とか。
球審も「ストライクをコールしていいものか?」迷うし、ピッチャーへのプレッシャーもいっそう高まると思います。
でも、そうなると球審や相手チームの心証は最悪でしょうね。
明らかに打てない(打つ気のない)構えで、フォアボールだけを狙うなんて、全員楽しくない。
「面白くない試合なんて、最初からやらなきゃいい」ってなると思います。
…
戦略としては有りでも、ゲームの興趣を削ぐ行為、か…。
やっぱりダメ、ですね😅
最終的に得るものが何もないと思います。(非難され、自分も高揚しない“勝ち”でいい、というなら結果だけは得られるかもしれませんが)
チームの指導者が正しく導くべきだなと、最終的には思いました😁
…
この件に限らず、世の中には似たようなケースが結構あるのかもしれません。
ルールの裏をとって、周りの心証を悪くする行為。
例えば最近、はてなブログの「今週のお題」の投稿一覧板で、自分の記事の投稿日時を(裏側でいじって?)未来に設定し、常に“最新の投稿状態”を維持しているものを見ました。
ずっとその記事がトップに貼り付いているのを見て「なるほどね!」と正直一瞬、真似したいと思っちゃったんですけど、心証はよくなかった…😅
故意か偶然かわかりませんが、「賢い!」と思うと同時に、「ズルい…」とも思ったわけです(笑)
皆が私と同じように思うなら、最終的にその投稿者のページの閲覧数は伸びないんでしょうね(むしろ減るかも)
…
最近の流行り?で炎上商法というのがありますが、きっと難しいんだと思います。
物議を醸すようなことをして注目を集めても、中身が鋼でなければ、ただ燃えるだけで何も残らないでしょうから😅
私は炎上することなく、注目されるようになりたいなぁ。(これも難しいw)
以上です!