川崎回遊記(お店レポほか)

2018年末、某大手証券会社を退職。現在は、川崎駅徒歩圏内クーポンアプリ【掘り出せ!黒ダイヤ!】をリリース、運営しています!ここでは、「お店の体験レポート」や「活動の記録」、「仕事と絡めた時事への雑感」などを投稿しています。(いちおう毎日更新、仕事をサボらないように…笑)

やらない

news.mynavi.jp

 

本日は、「現金払い不可」なラーメン屋さんのお話。よくネタをご提供いただけるSugarさんから教えてもらいました😁

 

「現金払い不可」のお店ってまだ珍しいですよね?

 

ラーメン屋さんについて言えば、食券機を導入しているところは多いですけど、「現金払い不可」なんて初めて聞きました。

 

そして、このラーメン屋「まさ屋」さんの特徴はそれだけではありません。

 

お店に入るとカウンターの前にホワイトボードがあって、デカデカとこう書かれているそうです。

 

先払いでお願いします

うちのらーめんは具無しです

電子マネー・クレジットカードのみ

現金使えません

うちはほぼ立食いです(すいません)

 

そう、「かけラーメン」しか取り扱っていないんですって。メチャメチャ画期的じゃないですか?

 

私、この記事をみて、一つ思い出したことがあるんです。

 

「ビジネスにおける競争戦略とは“差別化”のことである」

「“差別化”とは、何をやるか?ではなく、何をやらないか?である」

 

私が読んだ数少ないビジネス書の中で、一番面白いと思ったものに、そう書いてありました。

「ストーリーとしての競争戦略」(楠木建著)

str.toyokeizai.net

 

ビジネスでお客様に選ばれるためには、他のお店との「違い」を作る必要があって、その「違い」を明確化するためには、「やらないこと」を決めた方が分かりやすいというのです。

 

確かに、「アレもコレも、何でも揃っています!」はお客様にとって便利ですけど、お店側のコストがかかる割には特徴がボヤけてしまいますよね。

 

それよりも「うちの店はコレが無い!でも、安いよ!」の方が、分かりやすい気がします。

 

「まさ屋」さんでは、

 

・現金を扱わない

・一種類のラーメンしか扱わない(細・太麺は選べます)

 

代わりに、ラーメンを一杯450円で提供しています。

 

確かに、これなら1人オペレーションでも何とかなりますし、人件費などのコストがかからない分、商品を安く提供できますよね!

 

とはいえ、この差別化に踏み切るのは勇気が必要だったと思いますし、よくやったものだな、と感心してしまいます。

 

そして、自分のアプリについても、ちょっと考えちゃいました。

 

「何をやらないか」か…

 

プログラムって、何でも盛り込めるだけに難しいです😅

 

とにかく、改善だけは怠らずにやっていこうと思いました!

 

本日は以上です!