やらない
本日は、「現金払い不可」なラーメン屋さんのお話。よくネタをご提供いただけるSugarさんから教えてもらいました😁
「現金払い不可」のお店ってまだ珍しいですよね?
ラーメン屋さんについて言えば、食券機を導入しているところは多いですけど、「現金払い不可」なんて初めて聞きました。
そして、このラーメン屋「まさ屋」さんの特徴はそれだけではありません。
お店に入るとカウンターの前にホワイトボードがあって、デカデカとこう書かれているそうです。
先払いでお願いします
うちのらーめんは具無しです
電子マネー・クレジットカードのみ
現金使えません
うちはほぼ立食いです(すいません)
そう、「かけラーメン」しか取り扱っていないんですって。メチャメチャ画期的じゃないですか?
…
私、この記事をみて、一つ思い出したことがあるんです。
「ビジネスにおける競争戦略とは“差別化”のことである」
「“差別化”とは、何をやるか?ではなく、何をやらないか?である」
私が読んだ数少ないビジネス書の中で、一番面白いと思ったものに、そう書いてありました。
「ストーリーとしての競争戦略」(楠木建著)
ビジネスでお客様に選ばれるためには、他のお店との「違い」を作る必要があって、その「違い」を明確化するためには、「やらないこと」を決めた方が分かりやすいというのです。
確かに、「アレもコレも、何でも揃っています!」はお客様にとって便利ですけど、お店側のコストがかかる割には特徴がボヤけてしまいますよね。
それよりも「うちの店はコレが無い!でも、安いよ!」の方が、分かりやすい気がします。
「まさ屋」さんでは、
・現金を扱わない
・一種類のラーメンしか扱わない(細・太麺は選べます)
代わりに、ラーメンを一杯450円で提供しています。
確かに、これなら1人オペレーションでも何とかなりますし、人件費などのコストがかからない分、商品を安く提供できますよね!
とはいえ、この差別化に踏み切るのは勇気が必要だったと思いますし、よくやったものだな、と感心してしまいます。
そして、自分のアプリについても、ちょっと考えちゃいました。
「何をやらないか」か…
プログラムって、何でも盛り込めるだけに難しいです😅
とにかく、改善だけは怠らずにやっていこうと思いました!
本日は以上です!