感動した!
いやー、久しぶりに泣いちゃったんですけど(笑)
昨日の大相撲、2020年初場所の優勝決定戦「徳勝龍 対 貴景勝」。
横綱不在の中、貴景勝はこの時点の番付最高位力士。一方の徳勝龍は、西の十七枚目という、幕内では番付最下位の力士です。
徳勝龍の番付ピークは5年前、西前頭四枚目。そこからは十両に落ちたり、幕内に上がったりを繰り返していました。
現在33歳は、日本人最高齢優勝だそうです。
他にも、奈良県出身だと98年ぶりだとか、幕尻からの優勝は20年前の貴闘力以来2人目だとか、記録づくめの優勝だったみたいですけど、それよりも何よりも、最後の取り組みの内容が素晴らしかった!
正面からガッチリぶつかって、(危ない場面もありましたけど)最後は誰も文句のない寄り切り勝ち。(動画だと6:55あたりから立会い)
貴景勝は、どんどん前に出る「押し相撲」なので、体がぶつかる直前にクルッと身を避ける「変化」が比較的ハマりやすいタイプのはず。
番付から見ても、正面からぶつかるには分の悪い相手だったと思います。「変化」を選んでも誰も責められない状況…。
それでも、正々堂々、正面から行きましたもんねー!
最後、勝って本人が泣いているを見て、思わずもらい泣きしてしまいました😅
…
そして、「やっぱりコレだよな」と思いました。
人を感動させるのは、より弱いものが強いものに正面から立ち向かい、不利を撥ね退けて勝利する姿。
徳勝龍関に元々の実力があったにせよ、幕尻優勝なんて、ほとんど起こらない「奇跡」みたいなものですからね。
もちろん、タダで起きる「奇跡」なんてないハズ。(裏の努力を知っている訳でもありませんが😅)
「自分も、もうちょっと頑張ろう…」、そんな気持ちにさせてもらえました😁
本日は以上です!