プログラミングの環境を図解してみました(プログラミングについて③)
一昨日の続きです。
プログラミングをはじめようと思ったら、まず「何がしたいのか?」、用途を決める必要があります。
そして、その用途にあった環境を用意しなければいけません。
用意する環境は、最低でも以下の2つ。
・プログラムを書くための環境(命令を書くための紙)
・書いたプログラムを読み込んで、実行するための環境(紙に書かれた命令を実行する人)
というところまで、前々回に書きました。
本日は、もうちょっと具体的に、イラストを使ってイメージをお伝えしたいと思います😁
…
(以下、フロー)
① まず用途(やりたいこと)を決めます。
「画面の中で、パンダを躍らせたい!」
② OK。じゃあ、どこの舞台(画面)で躍らせる?スマホ?PC?
③ PCを選択(描きやすいから笑)。PC用の「台本」と、台本通りに演者を操る「演出家」を用意してください。
④ 台本を書いて、演出家に渡しましょう。
「手始めに、パンダに口を開けさせ、バンザイさせよう!」
⑤ ほいっ!
こんな感じです(笑)
例えば、私がスマホアプリ制作に使っている「台本(紙)」と「演出家」は以下です。
台本 : Visual Studio Code
演出家: Unity
とりあえず、この2つがあれば、Android、iOS両方のスマホアプリをつくることができます。(パンダのようなデザインは、別途作成して、台本と一緒にUnityに渡してあげる必要がありますが)
また、台本を書くための文字(コンピューター言語)は、「C#」と呼ばれるものを使っています。
本来、AndroidとiOSでは、演出家が異なり、かつ読める文字もバラバラなので、両対応のアプリを作成したかったら、それぞれの環境を用意しなければならないんです。(もちろん、開発会社に制作をお願いしたら、時間も費用も2倍かかります😅)
Android : [演出家] Android Studio / [文字] Java
iOS : [演出家] Xcode / [文字] Swift(あるいはObjective-C)
(ちなみに、ボタンなどのデザイン作成には、さらにXMLという言語が必要です)
それが、Unityのように「同時作成可能」な超優秀な演出家(クロスプラットフォームと呼ばれます)が登場したため、アプリづくりは飛躍的に楽になりました!
文字は「C#」さえ覚えれば、とりあえずはOK。Unity様が自動的に翻訳して、Android君にはJavaの台本を、iOS君にはSwift?(か、Objective-Cのどちらか😅)の台本を渡してくれます。
最高ですね😁
...
ここまでで、スマホアプリづくりであれば、環境を整えるのが、そんなに難しくないことがイメージしていただけたと思います。
ただ、プログラムについて語るのであれば、環境についてもう少し言及する必要がありまして。
「データベース(DB)」の存在ですね。
次回は、このDBと併せて、コンピューター言語の種類についても触れられたらいいなと思っています😁