オープンソースとは(プログラミングについて②)
昨日の続きです。
プログラミングについて、僕には「こんな風に見えている」を書いていきます。
さっそく余談なんですけど、僕はシステム開発業界の「オープンソース」と呼ばれる思想?が好きでして。
ソフトを動かしているプログラムの文章?のことを、「ソースコード」と言ったりするんですが、そのソースコードが誰でも見れるように「公開されている」ことを指す言葉です。
つまり、自分たちが時間をかけて一生懸命つくったプログラムを「独り占めしない」ということなんですが、これが、この業界ではけっこう普通なんですよ。著作権だ肖像権だとうるさいこの時代において、ちょっと考えられないことですよね!(もちろん、本当にコアな部分は公開していないと思いますけど…)
当然、
「え?じゃあ、どうやって儲けるの?」
「なんのために、そんなことやってるの?」
という疑問が出てくると思います。
僕は、ソースを公開している人たち(公開者と呼びます)は「業界の発展」のためにやっているのだと解釈しています。そして、最終的にはちゃんと彼らの利益にもなっています。
公開者は、作った基盤システムを公開し、多くの人に利用してもらうことで、自分たちが考えつかないような「便利なサービス」が生まれてくることを狙っています。そして、そのサービスが広く使われ、儲かったら「基盤システム利用料として、その儲けの一部をくださいね」という仕組みになっているんです。(純粋な善意のケースもあると思いますが、いったん除きます)
一番分かりやすい例が、Google社が開発したスマホOS「Android」ですかね。
Androidアプリの開発環境は、同社より無償で提供されています。さらに、開発したアプリは「Google Play」で世界中に公開して、多くの人に使ってもらうことができる。
「Google Play」でアプリを公開するには、初期費用として1〜2万円程度かかるんですが、一度払ってしまえば追加で費用がかかることはありません。自分の作ったアプリを世界中でダウンロードしてもらえる機会を、たった数万円で提供してもらえているんです。かつ、そのアプリを用いてお金を儲けることも認められています。(もちろん、制約はありますけれど)
公開したアプリが全然使われなければ、それまで。ヒットすれば、アプリに課金された金額の一部がGoogle社にいく。
Google社がAndroidを(ほぼ無償で)公開している結果、面白いゲームや便利なアプリがどんどん生まれ、最終的には同社も儲かるという仕組みになっているんです。
ちなみに、Apple社のiOSも同様の仕組みなんですが、こちらはApp Storeにアプリを公開するための料金が毎年1〜2万円程度かかるので、Androidアプリの開発に比べると、続けづらい感じです😅
加えて、Androidは「サムスン」であれ「富士通」であれ、どこの会社が開発したスマホでも利用可能である一方(「ファーウェイ」は微妙な感じですが…)、iOSはApple社のiPhoneでしか利用できません。
日本においては、iPhoneのシェアはAndroidに引けを取りませんが、世界的には圧倒的にAndroidが主流であり、将来的に両社の差は広がっていくと予想されている所以です。(一概に、そうとも言えないと思うのですが、長くなりすぎるので止めておきます)
いずれにせよ、僕みたいなド素人がアプリを開発できるのも、開発につまったときに解決方法をネット上で調べることができるのも、「オープンソース思想」のおかげです。
…
結局、プログラミングについては全く書かずに終わってしまいました😅
明日はちゃんと書くつもりですm(_ _)m