自作アプリ「ビジュアル部」を使ったデータベースの説明(プログラミングについて④)
さて、昨日の続きでDB(データベース)について書きます。
DB、データを保存する「箱」ですね。
DBには色々な種類があります。
「ローカル・ハードディスク」のような自分だけで利用するタイプ、「共有サーバ」や「クラウド」など皆で共有するタイプ、ざっくり分けるとこの二種類でしょう。(多分…)
で、私が書きたかったのは「皆で共有するタイプのDB」についてなので、以降は、共有DBと書きますね。
…
二人以上で利用するものの、ほぼ全てはデータのやり取りだと思います。
画像でも文章でも、“会話する場合”を除いて、誰かに何か伝えたいのであれば、内容を記録する媒体が必須です。
例えば、ライブ告知のポスターを駅の掲示板に貼る際も、「紙」という記録媒体がないといけませんね。
共有DBとはまさに、この場合の「紙」のような存在です。
「スマホA」と「スマホB」で、会話のようなやり取りをするのであれば必要ありませんが、AとBのやり取りを不特定多数に周知したいのであれば、“両者の外側”に共有DBが必要です。
そして、共有DBのメリットは、データの内容を書き換えれば、「変更後のデータも全員で共有できる」ということです。(ポスターのライブ実施日12/6を二重線で消して、12/7に書き換えるようなイメージです)
例えば、自作アプリ「ビジュアル部」。
何か文字を打ち込んでボタンを押せば、ビジュアル系バンドの歌詞風の文章に変換するアプリです。
ビジュアル部に「おはよう」と打ち込んで、変換した結果がこちら。
二度目の彼女の薬指はSweet?
宴の夜に満たされる、口にしたのは妖しき華…
おはよう それは愛という名の罪…
SHINE IN SILENT STORM…
永遠よりも終焉を待ちわびる
と、出てきました。(はい、意味なんてありません。そういうアプリです笑)
3行目の「おはよう」以外、各行ごとにランダムで文章が出てくる仕組みになっています。
文章をアプリのローカル・ハードディスク(便宜上、そう呼びます)に記録した場合、後から文章の内容を変更することはできません。
一方で、アプリの外側に共有DBをつくって、文章を記録しておけば、いつでも内容を変更することが可能です。
1行目の『二度目の彼女の薬指はSweet?』について、「二度目はないわ、最初だろ」って思ったら『最初の彼女の薬指は、僕のハートを突き刺す狂気』とかに変えることができます。(ちなみに、文章をどんどん追加することも可能です)
共有DBのポイントは、「外側にある」という点です。人のスマホの中にあるものは、簡単には書き換えられませんが、データが外側にあればこそ書き換えが可能になるのです。
アプリをもう一段、深いもの(?)にしたいと思ったら、共有DBの設定が必要ということですね。
で、この共有DBの構築が厄介で、使用するコンピューター言語が違う…ということを書きたかったのですが、長くなるので今日は止めておきます😅
また次回m(_ _)m