新しいものにオープンであること
今日は珍しく、嫁さんと昼食に出かけました。(マクドナルドM)
その時、上の記事の件について話をしました。
「三菱UFJ銀行が、紙の通帳の新規発行を(原則)廃止した件」について。
世の中的には「紙」を廃止することに反対の人が圧倒的に多いんですね。(約80%が反対)
反対の理由は、主に
・高齢者に優しくない
・ウィルス、データ改ざんが怖い(紙は証拠になる)
の2つ。
うーん、「高齢者に優しくない」は分かります。今まで慣れ親しんだものを捨て、新しいものに適応せよ、というのは高齢になるほど労力がかかると思います。本人たちがその気になれば「無理」ではないと思いますが、優しくはないですよね😅
おそらく、高齢者が三菱UFJ銀行に新規口座を開くことは少なくなるでしょう。(多分、単純な高齢者口座の獲得は、銀行のメイン戦略ではないということでしょう。きっと「相続対策プラン」みたいな商品を推奨していくんじゃないですかね)
でも、「データ改ざんが怖い」はちょっと…。これって、口座の数字が合わなくなった時に、紙に記載された数字を証拠として提示し「私の口座にはコレだけあったんだ!」と主張するってことですよね?
時系列で考えると、如何なる時も「紙が最新である」ことはあり得ません。そもそも大元が電子データで、通帳の数字はその電子データを印字しただけのものなんですから。
「最新の数字」でなければ証拠にはなりませんし、「最新」は常に電子データの方です。「記帳した後に、振り込んだ電子履歴(←改ざん)がありますよ?」って言われたら、「違う」ことを紙の通帳で証明できるんでしょうか?
そして、銀行の持つバックアップデータごと改ざんされるような事件があったら、多分「通帳があるから安心」とはならないでしょう。
よくよく考えると、変な主張ですよね。
…
これって、通帳だけの話ではなく「変わることには抵抗がある」って話だと思うんです。
もちろん、自分も同じです。何事も「これまで通り」なら、考えなくて済むし、面倒臭くないですよね。でも、一方で「変化を認めないのは、良くないことだ」っていう感覚もあるんです。「新しいことに適応できるってカッコいいよな」とも。
なかなか出来ないかもしれませんが、できるだけ新しいことにはオープンなスタンスでいたいなと、この話から思いました😁
本日は以上です!