「全裸監督」に魅了されてしまった…(感想)
以前のブログで書いたのですが、最近、「全裸監督」を見始めました。
ひと言。「面白いです」
仕事をしながら流し見していた1話を、改めて見直したぐらい(笑)
とりあえず3話までしか見ていないのですが、序盤の感想を書かせてください。
(この作品が視聴者を惹く主な要因は、「ストーリーには無い」気もするので、がっつりネタバレを書いても問題ないのかもしれませんが、ここでは、あらすじに触れる程度にしておこうと思います)
そもそも「全裸監督」とは何なのか?
AV監督、村西とおる氏の「生き様」を描いたWEBドラマです。
Netflix限定で配信されていて、現在、シーズン1の8話まで公開されています。
(冒頭あらすじ)
物語の始まりは、若き日の村西氏がまだアダルトビデオと出会う前、英語教材の“売れない”セールスマン時代から。
成績が悪くても気にしない、外回りはサボるし、上司に怒られても飄々としている村西氏。見かねた上司から、トップセールス(先輩)について回って、セールスを勉強するように言い渡されます。
セールスのコツを教わると、即座に実践できてしまう村西氏。先輩に放り込まれた「危機」を一人で乗り越え、秘めていたセールスの才能が爆発的に開花します。
他者とは比較にならないぐらいの圧倒的な成績を叩き出し、安泰に思えた矢先、会社が運転資金の盗難にあって、あえなく倒産。
家族も離散、行き先の見えない失意のどん底で、村西氏は“エロ”ビジネスと出会います。
「人のありのまま」という新世界に、強烈に魅了される村西氏。
セールスマン時代に培ったセンスをもって、一気に業界を駆け上がっていく…。
(以下、感想)
【強烈である】。
まず、冒頭から地上波(テレビ)に挑戦状を叩きつけています。「テレビさん、あなたにコレができますか?」と。
視聴者が自身で選択し、お金を払って視聴するからこそ踏み込める領域…。直接的は性描写は当たり前のように出てきます。
…
【映像が美しい】。
昭和の時代が、キレのある鮮やかな映像で映し出されます。
色使いが“何とも現代的”な、古くノスタルジックな世界。エフェクトの使い方も上手く、見事に「怪しい世界」が構築されています。
…
【ブレーキの壊れた人間の面白さ】。
「コレだ!」と感じたことに、躊躇なく飛び込める人間の面白さたるや…。「違法だから」という言い訳が効かない。
「なに?その即断即決。迷わないの?怖くないの?」
「ヤバいな、この人…」
気づいたら、もう魅了されていました。
…
暴走機関車・村西氏も、最初は「常識の範疇」に縛られているんですよね。
成績が出ない、やる気もでないセールスマン時代。。。
そんな「普通だった時代」の描写があるからこそ、好きなことにハマり込んだ時に発揮する異常性が際立って見えるんです。
欲望への忠実さ
隠さない興奮
自分の世界観への絶対の自信
すなわち「没頭性」とでもいうんでしょうか。とても自分には真似できそうにないですが、「こんな風に変われたら、成功できるのかもしれないな…。」なんて思わされてしまうんですよね。
火の玉も、魔法の生き物も出てこない「現実世界」で躍る、非現実的な人間の裸の魂。
魅せたいのはストーリーじゃない!異常性に触れることが、エンターテインメントなんだ!という感じです(褒めていますw)
「自分もブレーキを外してみたい」。そんな気持ちにさせてしまうのが、この作品の一番の魅力だと僕は思いました😁
…
Netflixは最初の30日間は無料です。通信データ量も「画質・低」に設定すれば、0.3G/時とリーズナブル。(十分、視聴に耐えます)
でも、こんな作品が見放題なら、月額800円(最低プランw)払ってもいいかも…って思いましたね😁
本日は異常wです!
(こちらもご覧いただけると嬉しいです!)