川崎回遊記(お店レポほか)

2018年末、某大手証券会社を退職。現在は、川崎駅徒歩圏内クーポンアプリ【掘り出せ!黒ダイヤ!】をリリース、運営しています!ここでは、「お店の体験レポート」や「活動の記録」、「仕事と絡めた時事への雑感」などを投稿しています。(いちおう毎日更新、仕事をサボらないように…笑)

「加工」と「嘘」のあいだ

headlines.yahoo.co.jp

 

この番組、面白かったんですけどね...。

 

「やらせ」が発覚して、番組休止になったんだそうです。残念...。

 

どんな番組か、ざっくりお伝えすると「現在の一流アスリート(の誰か)が、どうしても勝てなかった天才が、かつて存在した!表舞台から消えた、その天才の“現在”は!?」といった内容です。

 

私、普段はほとんどテレビを見ないんですが、食事の際などに、この番組が流れていると、ついつい気になって見ていました。

 

ちなみに「やらせ」の内容は、「少年野球時代の天才ピッチャーが投げた球を、現実よりも速く見えるように加工した」というものなんだそうです。

 

「ストーリーの偽造」ではなくて「見せ方の加工」...かぁ。。。

 

私的には「うーん、まあいいんじゃない?」とも思うんですよね😅

 

いや、「加工」や「誇張」された“面白いもの”って、世の中にはたくさんあるんじゃないかと思って。(芸人さんのトークなんかも、多少は盛られているんじゃないでしょうか)

 

で、その加工されたもの、誇張されたものを「受け入れられる世の中」になってきていたんじゃないのかなぁ...と。

 

現在、「自分」や「食べ物」の写真を加工して良く見せるなんて、“当たり前”ですからね。

 

整形手術を受けたことを公表する人も増えました。

 

で、それをOKとする寛容な世の中っていいな、と思っていたんですよ。

 

昔、テレビに出ている著名人の方が「私はInstagramをやりません。加工されたものは美しくないし、偽物を見て“いいね!”する世界に意味を感じないんです。」的なことを言っていたのを見たことがありますが、

 

「“ごもっとも”です...だけど、つまんない」

 

って思ったんですよね。いや、その著名人の方が間違っていると言っているわけではなく。

 

「考え方は人それぞれ」だと思ったんです。

 

「より美しく見える加工物に“いいね!”をつける世の中で全然OK。それで、自分も含めて、多くの人が楽しんでいるんだから」というのが僕の考えです。

 

むしろ「本物を見抜く目」とか、ちょっと気取った感じがしてしまいますよね(笑)かっこいいけどさ😅(雑草のひがみw)

 

まあ、ここまで書いておいてなんですが、「この番組のケース」と「インスタ加工の話」が一緒だ!とは、流石の私も思いません。

 

テレビって無意識のうちに「真実を映しているもの」だって信じてしまっているんですよね。だから「やらせ」が発覚すると、裏切られた気持ちになる😅

 

予め画面に「この番組は多少、脚色してお送りしております」とか注記が入っていれば、全然OKなんですけどね。

 

「嘘のお話」ではないけど、「嘘」と取られてもしかたない、って感じでしょうか。

 

「加工」はよくても、「嘘」はよくない。

 

この番組のケースは、よく考えると「加工」の範疇かもしれないけど、直感的には「嘘」に感じてしまうから...。残念(ーー;)

 

明確な線引きは難しいですが、多くの人が「どう感じるか?」が大事ですよね。

 

以上です!