ブランディング
有難いことに、「お題」を振っていただきました。
『レンタルなんもしない人』というサービスをしています。1人で入りにくい店、ゲームの人数あわせ、花見の場所とりなど、ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーンでご利用ください。
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) 2019年9月16日
1万円と国分寺駅からの交通費と飲食代だけ(かかれば)もらいます。ごく簡単なうけこたえ以外なんもできかねます。
「レンタルなんもしない人」
先日、書いた「レンタル二郎食べる人」の本家的存在ですね。
「なんもしない」の定義は本人の気分によるそうですが、基本的には「見守る人」って感じです。(以下、活用事例)
・結婚式を眺めにきて欲しい(頭数)
・離婚届の提出に同行して欲しい(思い出づくり)
・自分に関わる裁判の傍聴席に座って欲しい(話し相手)
・引越しの見送り(思い出づくり)
・気の進まない作業を見守って欲しい(監督)
・夜にポケモンGOをやりたいが、夜道が怖い(見守り)
・趣味について熱く語りたい(聞き手)
・男ひとりでは入りづらいお店に、一緒に入って欲しい(道連れ)
「なんもしない人」は大人気で、1日3件程度の依頼をコンスタントにこなしているそうです。基本的には、交通費等の諸経費しか支給されないため、儲かっているわけではなく、あくまで本人が「面白いから」やっているのだそう。
…
面白いですよね。自分の「時間」を無料で提供しているのだから、非常に気前の良いサービスだと思いますが、本人も楽しいのだから「WinWin」です。
普通に生きていると、行動ってどんどんパターン化してくるし、「平日は家と会社の往復、休日は寝てるだけ…」なんて話もよく耳にしますが、「なんもしない人」みたいに、常に他の誰かと体験を共有し続けていれば、人生に飽きることはないのかもしれません。
そして、「なんもしない人」の体験談って、ちょっと聞いてみたくないですか?「どんなニーズがあるの?」とか、「変な人いない?」とか、「ディープな趣味の話で面白いものあった?」とか…。
そういえば、ブログも人の体験とか人生を共有してもらえる「場」ですよね。
…そうか、多くの人に読んでもらうためには、自分の「背景」に関心を持ってもらわなければならないのかもしれません。
私は…「証券会社を退職して、スマホアプリをつくっている人」です。
同じような人は、ほとんどいないと思いますけど、「なんもしない人」に比べると弱い…っていうか意味が分からない😅組み合わせが特殊なだけで、「退職した人」も「アプリつくってる人」も腐る程いるからでしょうか?うーん…
ブログ運営は「良い記事を書く」ことも当然、大事なのでしょうが、実は自分のブランディングこそ大事なのかもしれませんね。自分は…どうしましょう?(笑)
本日は以上です!